これらのファイルを Sublime Text の Preferences -> Browse Packages... で開くフォルダに保存すると、Toggle Comment コマンド実行時にテキストファイルでは > が、バッチファイルでは rem が挿入されるようになります。
BatchFileComments.tmPreferences
TextComments.tmPreferences
以下、忘備録を兼ねた解説です。
Sublime Text では Ctrl + / (Toggle Comment) でコメントアウト・アンコメントのトグルができます。
このコマンドでどのような文字列が挿入されるかは、*.tmPreferences というファイルで設定されています。
デフォルトの設定は、SublimeText 3 ではインストール先の Packages ディレクトリ(C:\Program Files\Sublime Text 3\Packages)の *.sublime-package を解凍して開いた中にあります。(ファイル名は Comments.tmPreferences が多いようですが、Python では Miscellaneous.tmPreferences でした。)
テキストファイル(.txt)にはデフォルトの設定がなく、Ctrl + / を押しても何も起こらないようだったので、">" が挿入されるような設定ファイルを作成してみました。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>name</key> <string>CommentCommandToQuoteInText</string> <key>scope</key> <string>text</string> <key>settings</key> <dict> <key>shellVariables</key> <array> <dict> <key>name</key> <string>TM_COMMENT_START</string> <key>value</key> <string>> </string> </dict> </array> </dict> </dict> </plist>
ポイントになるのは対象となるファイルの種類を設定する scope と、挿入する文字列を設定する TM_COMMENT_START です。name は適当で構いません。このファイルを (適当な名前).tmPreferences というファイル名で、Preferences Browse Package... で開くディレクトリ以下に保存しておくと、テキストファイルで Ctrl + / を実行した場合は行頭に ">" が挿入されるようになります。
他にも、例えばバッチファイルの場合に rem を挿入する、とする場合は scope を source.dosbatch、TM_COMMENT_START を rem にするなどで設定できます。
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