2014年11月3日月曜日

『アイネクライネナハトムジーク』 感想


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今日は移動時間があったので アイネクライネナハトムジーク を購入して読みました。

伊坂幸太郎の、この手の時間軸と登場人物が不規則に入り組んで短編が繋がるタイプの小説、たびたび「誰だっけ?」となって読んでて疲れました。Kindle だとパラパラっと前に戻って確認するのも面倒ですし、今回は特に登場人物が多くて。。。

あとがきに
僕の書く本にしては珍しく、泥棒や強盗、殺し屋や超能力、恐ろしい犯人、特徴的な人物や奇妙な設定、そういったものがほとんど出てこない本になりました。ですから、普段の僕の本に抵抗がある人にも楽しんでもらいやすくなったのでは、そうであってほしい、と期待しています。
とあったのですが、僕はどちらかといえばそういう本(『陽気なギャング』とか『マリアビートル』とか)は大好きなので、今回の本はちょっと物足りない感じも。

まぁ「伊坂作品に期待していたものとは少し違った」というだけで、つまらなかった、読むのをやめようかと思った、というわけではないです。良い時間の使い方ができました。移動中は新しい本を読むのが一番ですね。

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