2014年8月11日月曜日

バッチファイル : 改行コードを変数に入れる


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SETLOCAL ENABLEDELAYEDEXPANSION

SET LF=^


echo !LF!
まず、SETLOCAL ENABLEDELAYEDEXPANSION で遅延環境変数を有効にする必要があります。

SET コマンドの行末の『^』(キャレット)は、バッチファイルで一つのコマンドを複数行に分けるために使用する文字です。これで、LF に次の行の改行を入れています。その次の行の改行で、SET が終了するので 2行改行する必要があります。次のコマンドを書くまでの改行数に注意です。

遅延環境変数なので、参照する際は % ではなく ! を使用します。

バッチファイル : if 文条件分岐で AND と OR (複数条件指定)

本 : 『プルーストとイカ ― 読書は脳をどのように変えるのか?』 感想とレビュー


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プルーストとイカ ― 読書は脳をどのように変えるのか?

文字を読めるというのはごく普通のことで、深く考えたことは全くありませんでしたが、この本を読んで考え方が変わりました。「文字が読める」というのはこんなにも凄い事だったのだな、と。文字が読めるように本を読み聞かせ、教育してくれた両親・学校に感謝ですね。

このシリーズは 脳の中の時間旅行 ― なぜ時間はワープするのか脳の中の身体地図 ― ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけをこれまでにも読みましたが、どれも身近な内容で面白かったです。脳の領域が云々というような難しい内容は、まぁ覚えられていないのですが、不思議さを味わう、くらいの気持ちでの読み物として十二分にオススメです。

以下、気になった言葉の引用とメモ。

真実は何者からも与えてもらうことができず、自分で生み出さねばならないものであることを意味していると思われる法則により、著者の英知の終わりであるものは、私たちの英知の始まりであるように思われる。
プルーストの、「読書は自分の考えを引き出すものだ」という言葉の一節。これを受けてこの本の著者は以下のように書いています。
読書の目標は、著者の意図するところを超えて、次第に自律性を持ち、変化し、最終的には書かれた文章と無関係な思考に到達することにあるのだ。(…)読字は、体験すること自体が目的なのではなく、むしろ、ものの考え方を変え、文字通りにも比喩的にも脳を変化させる最良の媒体なのである。

日本語の読み手は、漢字だけを読む時は、中国語の読み手と同様の経路を使う。一方、規則性が高く平明な仮名文字を読む時は、むしろアルファベットの読み手に近い経路を使うが、まったく同じというわけではない。
文字によって読字に使用する脳の領域が違うという事実は単純に興味深いです。

より正確な書き言葉で考えを記録しようとする書き手の努力の中には内的対話が含まれている。
ソクラテスが対話による探求を重視し、書き言葉の「反論を許さない柔軟性のなさ」を批判していたのに対し、書くという行為自体に、自分自身との会話がある、という考え方。本を読んだらアウトプットをしましょう、というよくある話にも繋がる考え方です。

簡単な押韻の訓練を受けた子どもたちの音素認識能力は群を抜いて発達していた、そして読字を易々と習得した
細かい内容は省略しますが、要するに読字には効果的な学習方法が存在する、という事です。研究が進み、よりよい学習方法が確立して実践されるようになると良いですね。

「読むことを覚えた時、あなたは生まれ変わる…そして、もう二度と、それほど孤独には感じない。」
第5章で引用されているルーマー・ゴッデン(イギリスの作家)の言葉。本を読むことが趣味の一つである人間としては、「もし読むことができなかったら」と考えると確かに全く人生観が変わってしまう気がします。

2014年8月10日日曜日

アニメ : アルドノア・ゼロ 感想 第6話


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うーん。そろそろ火星側の人達がポンコツ過ぎるの目につくようになってきたような。あの状況でスレインが無傷で、しかもスカイキャリア強奪して脱出って。。。捜索が始まる前に脱出していた事にしておいた方が良かったのでは。絶望的な展開を望んでいるわけではありませんが、都合の良い展開が多すぎて緊張感がなくなってきました。

そして今度の火星側カタクラフトはロケットパンチ(眷属(笑))。ロマンメカは好きですけどね。戦い方と攻略法も、だんだん微妙に。特に今回の敵カタフラクトは、まともに組まれた軍隊だったらそんなに攻略は難しくないのでは、と思えるくらいの能力です。防御面の能力か別の能力がもうひとつあって来週粘ってくれると良いのですが。

とりあえず、まだ面白いと思っていますし、これから盛り返すことに期待です。

2014年8月8日金曜日

本 : 『脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ』 感想とレビュー


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脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ

自分の体を、そして他人の体を、どうやって脳が知覚しているのか。運動スキルの習得や文化が脳をどう変させるのか。面白いですね。脳の可塑性に関する本を読むと、なんとなくやる気が出ます。

以下、気になった用語、エピソードのメモ。

ペンフィールドのホムンクルス

人間の体性感覚皮質を描いたマップ。体の各部位からの入力が、感覚皮質のどの部分に投射(projection)されているかを示したもの。

運動スキルの獲得と脳の変化

身体的練習、もしくは運動イメージ練習(メンタルトレーニング)によって、対応する脳の領域は拡大する(接続が効率良くなることで、時期によっては小さくなることもある)。また、複雑なスキルを徐々にマスターするに連れて、そのスキルに必要な"運動プログラム"が前頭皮質の高次領域から低次領域へ、皮質下の構造へと次第に降りてくる。

幻肢

なくなった四肢に対応する脳の領域の周辺の神経線維への刺激によって発生する。

文化と知覚

ジャングルの虎の写真を見せられたアメリカ人の視線は、虎に釘付けになる。一方東アジア人は同じ写真を見ると、背景の被写体を凝視し、時折、虎に目を移す。
など、育った文化によって環境の知覚の仕方が変わることがある。

場所細胞とグリッド細胞

海馬(記憶形成領域)と結びついて空間をマッピングするニューロン。
場所細胞は、周囲の具体的な目標物と関連付けて自分の居場所を教えてくれる。
グリッド細胞は、目標物をあてにせず、環境とは無関係に空間をマッピングする。
…まぁよくはわかっていないのですが、そういうものがあり、一流のスポーツ選手はそれらが高度に発達している可能性が高い、と。

アバターに左右される人格

アバターの身長が交渉相手よりもちょうど15cm低いと、交渉の終わりにまったくもって不公平な条件をのんで引き下がる可能性が倍になる。

バーチャルリアリティの応用

スピードを落とした環境で運動スキルを育てれば、普通よりはるかに速く習得できる。
ジャグリングによる実験で効果を上げ、リハビリの手段として活用されている。


脳の中の時間旅行 : なぜ時間はワープするのかに続いて、科学系の読み物。どちらも面白かったです。同シリーズの プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?も読み終わっているので、一息ついたら感想を書き留めておきたいです。

本 : 『仕事は楽しいかね?』 感想とレビュー


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仕事は楽しいかね?
ストーリー仕立てで読みやすいです。長さも短め。本のタイトルからは、「どうすれば今の仕事を楽しめるのか」とか、そういう内容をイメージしていたのですが、色々なことを試し続けよう、変化を楽しもう、という内容でした。

目標と具体的な計画をたてて何かを達成する、ではなく、とにかく新しい事を考えて挑戦し続けていれば何かが起きるかも、という考え方。 本のストーリーは起業やビジネスアイディアのような大きな課題を対象としていますが、もっと小さな、何を学ぶかとか、現状を改善するとか、そういう日常的な事にも通じるのではないかと思います。

以下、本の中で気になった台詞の引用。
「頭のいい人がする一番愚かな質問は、『あなたは五年後、どんな地位についていたいですか』というものだ。(…)僕はこの先、いまとは違う人間になっていこうと思っている。だけど、いまから五年後に<どんな人間に>なっていたいかなんてわからないし、<どんな地位に>ついていたいかなんてことは、なおのことわからないよ」
「ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのを待つだけだ。(…)”完璧とは、ダメになる過程の第一段階”ってことだ。」
「本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ。ただ良いだけじゃなく、目を見張るようなものであること。」
「多くの人々は、 自分の仕事をあまりに狭いものに定義しすぎた。(…)必要とされる能力は、それこそ何十もあるんだ。だからこそ、しなければならないことを全部、リストに書き出し続けることが重要になる。そして仕事を再定義し続け、リストをどんどん広げていかなければならないんだよ」
ホーソーン効果については Wikipedia の記事参照。

2014年8月3日日曜日

アニメ : アルドノア・ゼロ 感想 第5話


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過去編かと思ったら、冒頭だけ。姫様はスレインをかなり直接的に救っていたみたいですね。これはスレインは恩義を感じるし、姫様も「自分が助けた」という意識があるのでお気に入りにするだろうなぁ。

皇帝が出てきて休戦したと思ったらザーツバルムに唆されてあっさり休戦を破棄して開戦。ザーツバルムはスレインよりも皇帝の信用がある模様。そもそも、皇帝はスレインを信用していたのかよくわからないですね。あまり地球人をよく思っていない可能性も。…ザーツハルムの「皮肉」とはどういう意味で、トロイヤード博士は何の博士だったんだろう?

ブラドはなんかもう少しまともな性格かと思ってたら、かなり小物で残念。

今後気になること

  • スレインの動き
  • トロイヤード博士の研究
  • 「皮肉」

用語

CIC(Combat Information Center : 戦闘指揮所)
現代の軍艦における戦闘情報中枢のことである。レーダーやソナー、通信などや、自艦の状態に関する情報が集約される部署であり、指揮・発令もここから行う

リアクティブ・アーマー(爆発反応装甲)
反応装甲(Reactive Armour)の一種である。戦車などの補助装甲として使用される装甲板で、2枚の鋼板の間に爆発性の物質を挟んだ構造をしており、簡単に言えば、装甲が内部から爆発する力によって、攻撃をはじき飛ばすことで防御するものである。
プラズマブレードが防げる理由は…誰か解説して下さい。。。

2014年8月2日土曜日

本 : 『脳の中の時間旅行 - なぜ時間はワープするのか』 感想とレビュー


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脳の中の時間旅行 : なぜ時間はワープするのか

時間の感じ方や捉え方についての逸話、研究が数多く紹介されていて、とても面白かったです。
結局「なぜ」かはわからないのですが、改めて考えてみると本当に時間って不思議ですね。不思議だなー、というのを考えることが楽しく、そのためのネタがたくさん書かれています。

以下、面白いと思った逸話や考え方について。
  • グアンタナモ収容所では、囚人に不安を感じさせるため、食事、睡眠、尋問の時間を決めず予測できないようにした。
  • 他人に嫌われていると思い込んだ時、時間は長く感じる
  • 自分が未来に進んでいるという考え方も、自分は止まっていて未来が自分の方に来ているという考え方もある
    • 楽しみなイベントに対しては自分が進んでいるように感じ、怖いと感じるイベント(手術など)ではイベントの方が近づいてくると感じる傾向にある
  • 脳は他にやることがなければ、将来について考えるようにプログラムされているらしい
  • 将来はもっと時間がある、という思い込みを人はいつまでも捨てられない
    • 自分の将来を考える時、細部を無視してしまう傾向にある。しかし、他人の将来を考えるときは細部まで考える傾向にある。他人が仕事を終えるのにかかる時間の方が、自分が仕事を終えるのにかかる時間よりも精度高く予測できる
  • ジンバルドの時間思考テスト : Zimbardo Time Perspective Inventory
    • 日本語で論文書いている人もいるみたいなんですが、実際にオンラインでできるものは英語しか見つかりませんでした。61問。結構長いです。
    • 自分は現在思考が弱く将来思考が強いという感じでした。
  • 不安を取り除く方法として、「不安について考える時間」を設けて、その時間以外で感じた不安はその時まで「とっておく」ように自分に言い聞かせる方法がある

注意ゲートモデル

脳の中に絶え間なくパルスを放出しているペースメーカーと、そのパルスが通過するゲートがあり、そのゲートを通過したパルスの数で時間を測っていると考えるモデル。不安を感じているとパルスのスピードが速くなり、一定時間内にゲートを通過したパスルの数が増えるので時間の経過が遅く感じる。忙しい時や、別のことに集中している時は、そちらにリソースが割かれ、パルスのスピードが遅くなることで振り返った時に短い時間しか経過していないように感じる。

イーグルマンの理論

時間の長さの感じ方は神経が必要とするエネルギーによって左右されるという考え方。新しい物事に遭遇すると認識にエネルギーを必要とするため時間が長く感じる(初めて行く場所を散策するときなど)。

SNARC効果

Spacial Numerical Association of Response Code(空間・数字関連応答コード)。
例えば12の月の内、前半の月(1~6月)が表示されたらあるキーを、後半の月(7~12月)が表示されたらあるキーを押す、というタスクを与えた時、前半の月に対応するキーが左側、後半の月に対応するキーが右側にある場合の方が反応が速くなるなど。時間が空間とのマッピングに関連性がある。

ホリデー・パラドックス

「概して、多様で興味深い経験に満ちた時間は速く過ぎるように感じられるが、思い返すと長く感じられる。その逆に、何の経験も含まない時間は過ぎるのが遅いように感じられるが、振り返ってみると長く感じる」



久々に科学系の読み物を読みましたが、当たりでした。次は『脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ』を読み始めています。