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2015年1月1日木曜日

『Xerox Xerox Xerox Xerox』 感想とレビュー


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ビル・ゲイツが賞賛し、ここで無料で公開されている、『Business Adventures』の Xerox の章を読んでみました。

以下、内容の簡単なまとめと感想です。


Xerox がコピー機の開発に挑戦し、財政難・技術的課題に苦しみながらも最終的には製品開発に成功して市場を席巻するまでと、その後大企業として行った企業活動などについて、40ページ程でまとめられています。

面白かったのは、著作権侵害の急増、マスターデータから必要に応じて必要なページのみを印刷する図書館が生まれるのではという考え、出版業界における全員が読者であるとともに著者になれる時代の到来への恐怖、などといった、現代のインターネットや電子本などにそのまま当てはめられるような話題があったところです。当時の Xerox のコピー機のインパクトの大きさを示しているような気がしますね。

ちなみに、著作権侵害については、多くのコピー機メーカーが、今まで認められていた手書きによるコピーの発展形にすぎないという立場をとっていたのに対し、Xerox は無断コピーは禁止するべきという立場を取っていたそうです。Xerox が、出版や教育関係の企業を買収していたことも無関係ではないと思いますが、そもそもそういう企業を買収していて、コピー機が売れれば良い、という思想に囚われていないということが他の企業と異なる点なのかもしれません。

また、Xerox が、急激な発展を遂げた後、利益の多くの教育や慈善活動に寄付していた、という点も興味深いです。国連の報道活動への出資には多くの反対意見(アメリカでは国連に対して不信感を持っている方々もおり、ある企業が反対活動を扇動していました)が、結局は正しい判断だった、と振り返られています。

最後に、その辺りについての当事者のコメントを一部引用。
The corporation cannot refuse to take a stand on public issues of major concern.
 (...) world coöperation is our business, because without it there might be no world and there fore no business.
You can’t just be bland, or you throw away your influence. But you can’t take a stand on every major issue, either. 


可能性を信じ苦境に耐えて成功した一方で、成功の要因については偶然が大きい(セレニウムの使用がキーとなったが、セレニウムが良いとわかったのは実験的な成果で理論的な背景があるわけではない)、という、成功のための必要条件(十分条件ではない)と成功後の理想的な姿勢を示した一章なのでないかと思います。

無料なので、興味があれば読んでみるとよいでしょう。

2014年10月25日土曜日

ゲームで英語:スーパーダンガンロンパ2(Danganronpa 2 Goodbye Despair)


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前作の英語版(Trigger Happy Havoc)につづいて、
2 も英語版 Danganronpa 2 Goodbye Despair(北米版) を買ってプレイしました。
前作についての記事はこちら:ゲームで英語:ダンガンロンパ



英語勉強のネタとしての使い勝手は、前作と変わりはありませんがやはり良いです。詳しくは前作についての記事をどうぞ。
  • 会話形式のわかりやすい文章
    • 田中眼蛇夢は除く
  • フルボイスの学級裁判
    • テキストと同じ内容なので完全に聞き取れなくても安心
  • バックログ機能
    • 少し読み飛ばしてしまっても大丈夫
  • スクリーンショット
    • PS Vita の本体機能ですが、全くもって素晴らしいです。3DS にもこれがあれば、逆転裁判英語版が捗るのですが…。

もちろんクリア後はアイランドモードや IF小説もあるのでボリュームも十分。

日本語でやる場合とくらべて、本編のミニゲーム、特にアナグラムが少し難しくなりますが、思いつかないような単語が出てくることはないので、英語版をプレイしようという気が起きる人であれば、詰まって進めなくなるということはない…はずです。少し問苦戦しましたが…。

各キャラクターのボイスも、1 と同じく良い感じ。
イメージと違い違和感を感じ続けるようなキャラクターはいなかったです。

特に罪木蜜柑の声の人が雰囲気あっていて上手いなーと思ったのですが、ステファニー・シェーさんというベテランの方みたいですね。ウサミの中の人(レベッカ・フォースダットさん)もすごいキャリアの持ち主っぽいです。北米の人も、日本の人が日本版の声を楽しんでいるのと同じくらい、英語版の声を楽しめるようなキャストになっているとしたらファンとして嬉しいものです。

まだ本編と IF小説だけしか見ていないので、これから各キャラクターの自由時間会話やスクールモードを楽しもうかと思います。

なんだか英語版のキャストの Wikipedia を見ていたら、他のゲーム・アニメの英語版をやる欲も湧いてきました。

2014年8月26日火曜日

英語 : 「バグる」、「バグった」、「バグっている」


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名詞としての「バグ」は「bug」で良いのですが、動詞としての「バグる」、「バグった」はどう言えばよいだろう、と思って考えてみました。ちなみに「バグっている」という状態を表したいのであれば "have bugs", "be buggy" などのように名詞の bug や形容詞で be buggy を使えばよいと思います。

※ bug を動詞として使った場合、「悩ませる、盗聴する」という意味はありますが、「バグる」的な意味はないです。

1. behave buggily


Weblio の「バグる」というページはこれでした。
が、"buggily" という単語のエントリは当の Weblio にもなく、Google 検索しても「もしかして: buggy」と言われたり、検索結果にネイティブっぽい文章が見つからなかったりで、少し怪しい英語な気もします。意味は通じると思いますが、あまり一般的ではないのかもしれません。

2. not work correctly


「正常に動作しない」という意味での「バグる」。ビシっと決まった!という感じはしないのですが、汎用的な分使い勝手が良いように思います。単語的にも簡単なので、気取った感じもしなくてなんとなく安心感もあります。ただし、「バグ技」のように意図的にバグらせるという事を表現したい場合には、向かないですね。問題としてのバグの場合向けです。

3. 「バグる」という言葉を省略する、名詞に置き換える


…考えた結果、結局これに行き着きました。
当てはまる言葉が見つからないのであれば、言い換える、というのは英訳の基本ですね。そして、省略しても意味が変わらないのであれば省略してしまう、というのは労力節約の鉄則です。

例えば、「ソフトウェアがバグってクラッシュした」であれば「ソフトウェアがクラッシュした」でも情報の欠落はありません。「バグる」、「バグった」ということは、その結果として具体的な症状がある場合がほとんどなので、そちらの症状を書いておけば大抵省略できると思います

それでも、具体的な内容はさておき「バグった」と言いたいのであれば、やっぱり名詞の bug を使うのが楽に思います。「バージョンアップによってバグった」のであれば、「バージョンアップによってバグが生じた("The version upgrade introduced a new bug.")」にするなど(※バージョンアップは和製英語です)。

あとは、There is a bug in ~ which ... .という構文が結構使いやすい気がします
~ でバグがどこで起きているか、which 以下でバグの内容が説明できて、不要であれば which 以下は省略します。
There is a bug in this function which causes display corruption. などなど。


と、まぁ自分の考えはこんなところなのですが、おすすめの「バグる」、「バグった」の訳し方があれば教えていただきたいものです。

2014年7月10日木曜日

Eat one’s own dog food (dogfooding) の由来


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英語版の Wikipedia の Origin of the term によると

  • 1970 年代、Alpo dog food という会社の TV広告で、Lorne Greene (俳優)が自分のペットに Alpo を与えているといると言った
  • 1988 年、マイクロソフトのマネージャーだった Paul Maritz が "Eating our own Dogfood" がというタイトルのメールで、テストマネージャーの Brian Valentine に自社製品をもっと使うよう迫り、そこから広まった
という 2つの説が書かれていました。
前者が、今ソフトウェア業界で広く使われるようになったきっかけとはあまり思えないので、
後者が直接的な由来な気がしますね。(じゃあなんで Paul さんは "Eating our own Dogfood" というタイトルを使ったのか?という疑問は残りますが…。当時の自社製品を卑下して Dogfood と呼んだんでしょうか?)

結構古かったこと、Microsoft が元であったということに驚きました。

2014年5月10日土曜日

英語:figure と figurine の違い


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任天堂が決算説明会で発表した Nintendo Figurine Platform の figurine という単語が気になって調べてみました。

figure の中でも比較的小さいめのものを figurine と呼ぶようです。

Wikipedia : Figurine
A figurine (a diminutive form of the word figure) is a statuette that represents a human....
Figures with movable parts, allowing limbs to be posed, are more likely to be called dolls, mannequins, or action figures; or robots or automata, if they can move on their own.
Wikipedia : フィギア
人の形を模したものを、すべてフィギュアと呼ぶわけではなく、西ヨーロッパでは等身大のものから数分の一程度のサイズのものを「スタチュー(statue)」「立像」といい、ヴィネットを含む比較的小さなサイズのものを「フィギュアリン・小立像」と呼称される。
参考先が Wikipedia だけだと怪しいので一応 Oxford Dictionaries も引用しておきます。

Oxford Dictionaries : figurine
Origin : mid 19th century: from French, from Italian figurina, diminutive of figura, from Latin figura (see figure)
Oxford Dictionaries : diminutive
Extremely or unusually small:
A smaller or shorter thing, in particular:
 
 

ゲームで英語:逆転裁判 Stop the Presses! の意味


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alc の結果 だと雰囲気がわかりにくかったのでメモ。
Wikipedia のページ によると
「(新聞などの)印刷機を止めて、内容を差し替える必要があるほどの重大なニュースが入った、エラーが見つかった」という意味合いで、皮肉的に使われることが多い。

2014年5月5日月曜日

ゲームで英語:逆転裁判 梯子と脚立


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最近逆転裁判123 成歩堂セレクションが発売された事を受けて英語版を少しずつ再プレイしています。
逆転裁判の代表的なネタである梯子と脚立の掛け合いについてのメモを。


Maya
Look, a ladder!

Phoenix
That's a "step"-ladder.

Maya
So, what's the difference?
You need to stop judging things based on narrow-minded cultural assumptions, Nick!

Phoenix
R-right... sorry.
(This girl is OUT there!)

梯子が ladder, 脚立が step-ladder。英語だと脚立が梯子の一種である、という事がわかりやすいですね。(Wikipedia で脚立と調べると梯子のページに飛びます。)

真宵ちゃんの返しは日本語版だと「もっと本質をみなきゃ」という感じだったので、
結構アレンジされていますね。cultural という単語が使われているのが興味深いです。

This girl is OUT there! は訳しにくい…と思っていたら、
この会話をしっかり解説しているページがありました。
要するに自分の理解の範囲から OUT である、という感じのようです。勉強になります。

2014年5月4日日曜日

ゲームで英語:ダンガンロンパ(Danganronpa Trigger Happy Havoc)


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Danganronpa Trigger Happy Havoc クリアしました。


ダンガンロンパそのものの面白さは別途語りたいところですが、英語教材としての使い勝手を。
なかなか良いです。

使われる英語はわかりやすい

登場人物が高校生~大学生くらいの年齢で、基本的に会話で話が進むのでそんなに変な英語は出てこなかったという印象です。一部変な人(とクマ)が変な英語を使うときはありますが、ご愛嬌程度。変わった言い回しが多い逆転裁判シリーズよりは易しいかと。

スクリーンショット機能でテンポよく

PSボタン + Start でスクリーンショット。これは PS Vita の機能な訳ですが、とても役に立ちます。
気になる表現が出てきたらとりあえず撮っておいて後で調べる、ということができるのでゲームをテンポよく進められます。

学級裁判はフルボイス

ゲームの英語全般に言えそうですが、海外ドラマなどに比べるとはるかに聞き取りやすいです。
テキストと同じことをしゃべるので聞き取れなくても大丈夫。
日本語版の声がとても良かったので、全体的に少し違和感というかしっくりこない感じはありましたが、下手という訳ではないです。

バックログ機能有り

ちょっとボタンを押しすぎて気になる表現を送ってしまった、という場合も安心。

クリア後はチャプター・裁判を選択してスタート可能

一度クリアすると、チャプター毎に、チャプター開始からと学級裁判開始からを選択できます。
本編のどこかをまた見たい、という場合ならそんなにセーブデータを管理しなくて済みます。

スクールモード有り

ダンガンロンパ1・2 Reloadで追加されたモードですが、1単体である Danganronpa Trigger Happy Havoc にも追加されてました。ボイスはないですが、キャラクターとの会話は多く楽しめます。

ちなみに「超高校級の~」は

公式ページを見ればわかりますが
  • 超高校級の : Ultimate ~
  • 御曹司 : Affluent Progeny
  • 同人作家 : Fanfic Creator
  • 風紀委員 : Moral Compass
です。


総括

ダンガンロンパが好きで英語も好きで、次回作への応援の意味も込めて買ったので、十分満足です。
買いましょう応援しましょう勉強しましょう。