Cygwin と VirtualBox のどちらを使うべきか
Re:VIEW は Mac、Linux をメインターゲットに制作されているので、Windows での環境構築には Cygwin を使うか、VirtualBox 上で Linux 系の OS を動かすかが必要になります。
私は最初は Cygwin を使ってみましたが、pdf への変換を行う環境を整えるところで挫折してしまいました。html や epub を作るところまでは比較的簡単にできたので、そこまででよければ Cygwin で問題ないかとは思いますが、pdf まで作成できる環境を簡単に手に入れられる VirtualBox の方をおすすめします。なのでここでは VirtualBox を使う方法のみ記載します。
VirtualBox + Re:VIEW 環境の構築
- ここから VirtualBox X.X.X for Windows をダウンロードしてインストールします。拡張子を関連付けします。
- ここで公開されている Re:VIEW のイメージをダウンロードします。
- ダウンロードした .ova イメージをダブルクリックするとインポートされます。
- インポート後、起動しようとするとエラーで起動できませんでした。私の環境(Windows 8.1 64bit、SSD)では「設定」を以下のように変更したところ起動できるようになりました。
- 「ネットワーク」でアダプター1の設定をブリッジアダプターに変更する
- 「ストレージ」の SATA コントローラ -> review-disk1.vmdk で SSD をチェックする
- 「システム」のプロセッサータブで PAE/NX を有効化をチェックする
イメージ起動から Re:VIEW の実行まで
- ユーザ名とパスワードに review と入れてログインします。
- Windows の共有ディレクトリ(エクスプローラの左側の「ネットワーク」以下)に REVIEW というフォルダが見えるので、ここにコンパイルするためのファイルを置きます。このフォルダが、イメージ上では work ディレクトリに相当します。
- VirtualBox の方で work ディレクトリに移動し、review-pdfmaker sample.yml のように実行したいコマンドを実行します。成功すると pdf が作成されます。
これで pdf が作成できるようになりました。
技術的な文章を書くための第0歩 ~読者に伝わる書き方~や技術的な文章を書くための1歩、2歩、3歩などを参考に、内輪向きにでも何か書けたらと思います。
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