2014年5月5日月曜日

Janki メソッドを始めてみて良かったことと使い方のコツ

Janki メソッドを使い始めてしばらく経ったので、始めてみてよかったことや使い方のコツについてまとおめておこうと思います。

Janki メソッドとは

Anki を使ってプログラミングなどを学習するメソッドです。
LifeHacker の プログラミングの学習を劇的に効率化する「Janki」メソッド という記事で紹介されて話題になったので使い始めました。この記事では 2011年くらいのブログポストを引用されていますが、2013年に同じ方が Janki Method Refined で使い方のコツなどをアップデートしているので、そちらも参考にしています。

始めてよかったこと

実際に覚えた内容が役に立つことがある、というのはもちろんですが、
覚えようという意識が生まれること、も大きいと思います。
必要なときにまた調べればいいや、という意識でいるのと、
何か覚えたいと思えることを探そう、という意識でいるのでは情報への感度が違う気がします。
プログラミング関係なく、豆知識や引用等にも敏感になりました。

使い方のコツ


長いコードにはスクリーンショットを活用する

Refined の方に書かれているコツの一つです。
Tips くらいの短いコードならコードハイライトなしのテキストで十分ですが、
長いコードをプレーンテキストで登録するとみにくくなるので、画像で登録してしまいます。

デッキは言語・ライブラリ・ソフトウェア毎に細かく分ける

一度でも扱った言語・ライブラリをずっと維持してくのは時間的にかなりの負担になるので、
ある程度区切りがついたら、次に必要な時までそのデッキの学習を停止しておくことになります。
そういう時、デッキをまとめ過ぎていると、必要な物だけの学習ができなくなるので、デッキを分けておくことを薦めます。

例えば、HTML, CSS, JavaScript, jQuery 等は密接に関係してますが、jQuery を使わなくなることも、逆に他の仕様は覚えているので jQuery だけさっと復習したくなる、という事もあるでしょう。
C# と .NET, WPF なども、関係性は密接ですが分けておいたほうが安全です。
…このあたりの例は自分の実際の失敗体験に基いています。

一問一答方式に徹し、長くなりそうならカードを分ける

本家では「What is ~ ?」という問いに対して非常に長い答えのカードも紹介されていますが、自分にはそういうタイプのカードは学習の負担でした。
どこまで答えれば正解と扱うかが曖昧になってしまい、飛ばしたくなります。
複数のカードに分けてでも、求められている回答がわかるレベルに問を落とし込んだほうが答えやすいです。

カードの内容は学習しながらリファインする

一度カードを登録した後、実際に学習するフェーズで問や答の内容に違和感を感じることは多々あります。
登録時に完璧にしようとせず、使いながら内容を更新していったほうが簡単に使いやすくなっていきます。

ショートカットキーの学習は費用対効果が高い

漫然とソフトウェアを使っていても、なかなかショートカットキーは身につかないものです。
そして実際にソフトを使っている時というのは、何かタスクをこなしている時なので、
とりあえずタスクを終わらせるという事を優先させてしまいがちです。
ショートカットキーをググってひと通り役に立ちそうなものを登録しましょう。
別途学習時間を設けるのは回り道のようで実は効果的なんじゃないかと思います。
(ショットカットキー使ってる俺カッコイイ効果で気分も上向きに!)


どんなに検索が便利になっても、
「調べれば分かる」と「知っている」には大きな差があると信じて、
頭に知識を詰め込んでいきたいものです。

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