2014年7月31日木曜日

本 : 『Steal Like an artist』 感想とレビュー



クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために
(Kindle版は洋書のみ:Steal Like an Artist: 10 Things Nobody Told You About Being Creative。自分はこちらを読みましたが、難しい言い回しなどはなく、すごく読みやすかったです。)

とても良い本でした。自分が良いと思ったもの、好きなものから影響を受けた結果が自分自身や自分の作品になるんだ、だからいろいろ探そう、というお話。
You are, in fact, a mashup of what you chose to let into your life. You are the sum of influences. (...) We are shaped and fashioned by what we love.
創作以外の、生き方的な面でも参考になるので、軽く読める自己啓発本としても良いと思います。例えば7つの習慣などは正しすぎて少し重く、そうは言っても…と感じる面もあるのですが、好きなもの、尊敬できる人を真似よう、というやり方であればできる気が、やりたいと思える気がします。

印象的だった言葉を幾つか引用。訳は適当に自分で書いているので、雰囲気だけつかんで頂ければ。
if you copy from one author, it's plagiarism, but if you copy from many, it's research
(一人の著者からコピーしたらそれは盗用だが、たくさんからコピーすればそれは研究だ)
 たくさんの人の生き方を真似すれば、それが自分自身だ、とも言えます。
You don't like to look like your heroes. you want to see like you heros.
(ヒーローのように見えたいんじゃない。ヒーローのように見たいんだ。)
あの人だったらどう考えるんだろう、と考え続けるということ。
If you have two or three real passions, don't feel like you have to pick and choose between them. Don't discard. Keep all your passions in your life. (...) "Let them talk to each other. Something will begin to happen."
(本当に好きなことが2つか3つあるなら、どれかを選ばなくてはいけないなんて思う必要はない。捨てちゃダメだ。すべての情熱を持って生きるべきだ。(...) きっと何かが起こり始める。)
なにかを諦めて一つのことに専念するべき、という考え方もありますが、自分はこちらの考え方が好きです。好きなものがたくさんあるって良いことですよね。



全体の文量も長すぎず、一つ一つのメッセージの区切りが短いので読み返すにもちょうど良い感じです。おすすめ。

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